2013年7月20日土曜日

Paperのrevision。

現在1つのJournalのreviseを行なっています。
海外論文誌に投稿し、reviewerから頂いた問題等の指摘を直す、
もしくは理解してもらうようdefenceをするという作業です。
defenceは防御するという意味ですが、論文誌に対して
どう和訳したら良いのか思いつかなかったのでそのままとしました。

本投稿は1年以上時間を掛けており、今回は2回目の修正、再々投稿です。
これが最後のチャンスで、本投稿の内容によって採択が決まります。
2名のreviewerの方からは採択しても良しとのご連絡を頂きましたが、
1名のreviewerの方からcritical comment
(このままだと採択できませんの意と理解しています)
のご連絡を頂いてしまいました。
そのため現在必死にデータを再度見直したり、文章を再考しています。
最初この連絡を頂いた時、正直落ち込みました。
他の論文誌に投稿し直そうか、と思った程です。
しかし、冷静になってreviewerの方のコメントを読むと、
全くもって正しい指摘であり、自分が恥ずかしくなりました。
reviewerの方は時間を割いて私の拙い論文を読んで下さったのに、
他の投稿や別の実験作業などに追われ、
再投稿の際に一番大切な部分をきっちりと論じられていなかった。。。
現在はその反省を込めて修正しています。
これで駄目なら致し方なしという気持ちを持てるまでは
見直していきたいと思います。

時々自分の行なっていることに学術的な貢献はあるのだろうか、
自分が本当に追い求めたい研究をしているだろうか、
と悶々としてしまうことがあります。
でも採択された時の喜びや、良いディスカッションが出来た時には
絶対に味わえない達成感を味えることも事実です。
今回はかなり集中して修正に取り込むことが出来ています。
それだけでこれまでとは違った思考方法を持てるようになりました。

人によってはそれの何が楽しいの?
と思う方ももちろんいらっしゃると思います。
私も時々何も考えずぼんやりしたいと思うこともあるのですが、
仕上げた時の達成感がそれ以上ということも知っているので、
頑張りどきには集中していきたいと思います。
という気持ちを持っていた時を忘れないようにこの文章を書きました。
いつかまた時間が経ってしまうと考え方が変わってしまうかもしれないので。


今回はソーセージを食べながら修正の骨子を練りました。
普段はしていませんよ!