2013年7月16日火曜日

博士の就職事情。

本プログラムの参加者はほぼ博士課程の学生ですが、
やはり大きな関心事は進路になります。
・学術機関
・研究所(国立・企業)
・国際機関
・官僚
が主な進路の希望先ですが、どの国も就職は激戦、厳しいとのこと。
留学をしている方が多いプログラムなので、
就職先も世界を視野に入れているようで、
一体どの国に行くべきなかのか、皆思い悩んでいるようです。

また、国際機関が就職希望先にあるのは、
本研究所が各国の成長シナリオ作りに大きく貢献しているからだと思います。
土地利用、エネルギー政策...などなどです。
私はこちらのような国レベルでの研究ではなく、
主にindividual decision making(個人)をメインに研究しています。
なので国レベルの議論になると???な状態に。
国レベルだと各国の統計データを収集しますが、
私の場合は国の統計データをどのように個人に落とし込むか
ダウンスケーリングばかり考えているので、
自分がいかにミクロな視点で研究していたのか分かった気がしました。

プログラム参加者の中には、
日本に就職希望の方も何名かいらっしゃいました。
海外の方が日本での就職を希望されるということは、
日本が注目を浴びているということであると思うので嬉しい気持ちになりました。
でもやはり気にされるのはincomeとliving cost。
当たり前ですけれど自分は海外での就職を考えていなかったので、
他の国との比較はしたことはありませんでした。
現在の所、一番人気の国はまだまだ決まっていません。