2013年7月3日水曜日

オーストリアの言語。

現在私が所属している研究機関は
国際研究機関ということもあり、公用語は英語です。
最初にこちらに来た時のオリエンテーションは
当然のことながら全て英語で行われ、それは覚悟していたのですが、
スピードが早く少し耳が慣れるまでだいぶ掛かりました。
またこれまで体験していたなかったヨーロッパ在住で英語が
ネイティブでない方の英語の聞き取りは本当に難しかったです。
恐らく反対に私の日本語訛りかつ、文法の間違いが多々見受けられる英語は
相手にとっても脅威だった(恐らく今も...)と思います。
これまでお互いが理解できない場合はゆっくりと話すことで解決していましたが、
英語が得意な人にとっては苦痛のようで、
スピード、文法の的確さ(特にa, theの違い)で「?」となる機会が多く、
これまで以上に的確な英語能力が必要だと痛感しています。

ですが、それは研究機関内でのお話で、
一度外に出ると英語が通じる場所は少ないです。
ウィーン市内では観光客向けのレストラン・お店がありますので
英語で問題ないのですが、公共交通などはドイツ語のみの表示です。
生活となると郵便局、銀行、様々な場所で手続きを行うことがありますが、
ドイツ語しか通じない場面に多々遭遇しますので、
長く生活する場合には必要になると思いました。
まずは英語が必須ですのでドイツ語は今後の課題にしたいと思います。。。

もし今後ヨーロッパの研究機関での生活を考えていらっしゃる方がいましたら、
日常会話レベルの「読み」「聞き」だけはおすすめします。
出来れば電車・バス・トラムでの案内が聞けるようになると
移動がスムーズになるかと思います。