2013年7月31日水曜日

ベルリン。

ベルリンでほぼほぼ作業を進めたいと思っていたのですが、
やはり予定は予定、思っていた以上には進みませんでした。
そしてとうとう滞在最終日に!

ですが、恩師がベルリンの会議に滞在中に時間を取って下さったこともあり、
核となる部分が固まったので、後は根気強く書き続けることが出来ればと思っています。
これから何ヶ月かはデータ分析や執筆作業になると思うので、
どこまで集中できるか。。。
最近は思うことはこれまでの自分の成果は質より量重視だったこと。
これは研究になれるために必要な作業だったのかもしれませんが、
ひとつひとつを丁寧に自分の頭で考えていかなければなと思います。

ベルリンは観光目的ではなかったのですが、
ベルリンの研究所で働いているメンターに会った際に少し案内頂いたので、
その写真や話はまた後ほどまとめたいと思います。


ホテル到着後鏡を見たら頭に大きな虫が付いていて驚いたのですが、
なんと白いてんとう虫でした。あまりに驚いて写真を取ってしまいました。
※苦手な方すみません;
実はマダニか!と大慌てしたのですが(ウィーンに長く滞在する際には
マダニ予防接種を受ける必要があります)、まさかのてんとう虫。。。

2013年7月25日木曜日

住まいについて:その2。

今日は再修正版がやっと出来上がり、
peer reviewをお願いした方にお送りできたので少しほっとしました。
朝4時から今まで書き続けていたのでだいぶ体力が消耗したので、
今日は寝てしまおうと思います

明日からドイツに少しだけ滞在する予定です。
その間に博士論文を進め、現在参加しているプログラムの原稿を
一気に書き上げたいと思っています。
そのために少々良いホテルに滞在することにしました。
そこで執筆作業を大幅に進めたいと思っています。

こちらの指導研究員の方は週末はお休み!Socialに参加しなさい!
と言ってくださるのですが、なかなかそういうわけにもいかず。。。
(そのご本人の仕事量と言ったら...
 一体いつ寝ているのだろうと心配になってしまいます)
場所を変えるだけでも心機一転、気分転換にはなりますので、
とても良い機会を頂けて嬉しいです。

本来ならば1つに絞って書き上げた方が良いとは思うのですが、
昨日のディスカッションが濃い内容だったので一気にまとめ、
専門家の方に少しご意見頂きたいと思っています。
新たな分析方法のパートで博士論文にも使いたいと思っているので、
この機会に専門家の方にお伺い出来て一石二鳥ですね。
ヨーロッパに居るうちにできるだけ自分の研究を見せて、
自分の文章に何が足りてない、どこが強くて弱いか根拠は何か、
などなどの意見をたくさん頂いてこようと思います。

ここまでの文章からはタイトルの内容が出て来ませんが、
ようやく住まいについての写真をアップ致します。

キッチン

ダイニング

こちらはルームメイトと共有しています。
ウィーンに滞在される予定がある方には
1ヶ月475ユーロ程度なので良いかもしれません。
※ただし研究所価格でということもかもしれません、
 もっと高かったら申し訳ありません;
 ご興味あればご紹介致します。旅行で長期滞在でも良いですよね。

実は8月はModlingという研究所近くの場所に移るので
そちらも気分転換に良いかもしれません、自転車で通勤できるようになります。
綺麗な町なので引越しが済んだらまたご紹介したいと思います。

2013年7月24日水曜日

またまた修正。。。

昨日修正が仕上がった!と書いたばかりですが、
peer reviewをお願いしていた研究者の方からコメントを頂き、
相談の結果、大幅とはいかないまでもかなりの手直しをすることにしました。
reviewer commentsの中で一番シリアスな部分でしたので、
重点を置いて書き直したのですが、
もう少し汎用性のある方法に修正しようということに。。。
やはり自分の中一度整理し直すには時間が掛かるので、
半日骨組みを考え直していたのですが、
ようやくこう直そうかなという考えが浮かんできました。
あとは集中して書き直し、再度peer reviewをお願いして、
英語ネイティブの方にproof readingをお願いして、再投稿!
する運びです。
研究者なら当然のことですがJournal投稿は本当に大変な作業ですね。
スウェーデンの同僚に聞くとその大学では
博士課程修了条件に5つのJournal採択が必要だとか!
(大学、研究室ごとに基準は異なります、私の場合実は必要なしです)
最短で5年は博士取得に掛かるのというのも頷けます。

そして今日はプログラムの中間パーティーBBQがありました。


いつもは量が多くてたくさん食べることが出来ないのですが、
今日は修正と指導研究員とのミーティングがあったので疲れきっていたので、
カロリー摂取しました。ものすごーく大きなチキンとソーセージです。
この後久しぶりにバレーボールを1時間程したので気にしません!

2013年7月23日火曜日

おもてなし。

今日やっと再投稿用論文の第1稿が書きあがりました。
今回は分析方法の見直しから始めてデータ整備、
またデータは取り続けているのでそのデータの追加、
サーベイの追加など、1から書き起こすような気持ちで取り組みました。
ということでmajor revisionが終わったという気持ちです!
現在peer-reviewをお願いしているので、
また直しが入るかもしれませんが、一段落着いた気持ちです。。。
次は別のPaperに取り組みます
(今日提出する予定なのですが今日[中]ということにしました、
ごめんなさい!)。

さて、タイトルに移りたいと思いますが、
本研究所は様々な国から研究者が集まっているため、
その国流のおもてなしの日があります。
これまでに、
・Canadian day
・American day
がありました。
カナダはパンケーキとベーコンを振舞って下さいました。
実はウィーンにはパンケーキやホットケーキを出してくれるカフェがなく
(カイザーシュマーレンという近いお菓子が主流です)、
パンケーキが食べたいなと思っていたのでとても嬉しかったです。


こちらが久しぶりのパンケーキ。
アメリカはハンバーガーとホットドッグでした。



なぜかデコレーションの写真だけ。。。
謎のアメリカ紳士がお出迎えしてくれました。
※実はこの時は体調を崩していたのです。

というわけで次は私もおもてなし側になる Asian Day が開催されます。
参加国はマレーシア、インドネシア、ベトナム、韓国、中国、
インド、パキスタン、イラン、日本の予定です。
日本の研究者の方自体少ないのですが、
ちょうど開催日には皆さん休暇に入られるとのこと。
皆さん同じグループには所属していないので、
お話する機会が持てるかと思ったのですが残念です!
なので私ひとりで準備をするのですが、今献立を考えている最中です。
何にしようかな?

2013年7月22日月曜日

BBQ準備。

今日はずっとデータの分析をしています。
(この2週間ずっと。。。やっと終わりが見えてきました。
 でも最後の山がきつそうです。)
朝からかなり集中して行なっていたので思考が停止してしました。
息抜きに少し日本語で文章を書きたいと思います。

日曜日に私が所属している部署のBBQがあったので参加してきました。
これまでバタバタしてしまい、
部署の方との交流がなかったので良い機会でした。
日本でもそうかもしれませんが、参加者が食べ物や飲み物を持ち寄るので、
私はおにぎりと和風スパゲティを作って行きました。


ちらし寿司が喜ばれると思ったのですが、食材が手に入れられず。。。
またの機会に!
おにぎりはお寿司とあまり変わらないね、と言われ、
スパゲティはやきそばに近い、とのコメントを頂きました。
果たして正しいコメントだろうか。。。
疑問です。。。
場所はドナウ川のほとりでした。


しかし私はなぜ肝心のBBQの写真を取らなかったのか?
疑問です。。。

2013年7月21日日曜日

英語が上達する方法。

英語を習得するには様々な方法があり、
それぞれの方の状況によって全く異なると思うのですが、
私の中では以下の方法が効果的だと思っています。

1:
プロジェクトを英語で遂行する。
これは研究でもビジネスでも言えることだと思いますが、
チームメンバの共通言語が英語になれば必然的に
a) 使用する機会の取得
b) 使用する英単語、表現、専門用語の取得
が可能になります。
研究では自分の進捗状況の報告などで定期的に
ショートプレゼンテーションの必要が出てくるので、
これを繰り返し行うことでかなり上達状況は変わるのでは無いでしょうか。
※こちらは日本人同士で英語を...という意味ではなくて、
 プロジェクトチームを国際化するという意味です。
 母国語が同じ人で英語を使いましょう...という意味ではありません。

2:
英語で文章を書く。
現在論文の修正とレポートの作成、博士論文の作成を
英語で行なっているのでどうしても英語を書く時間が長くなります。
書いた後だと
(恐らく英語がネイティブの方から見ると普段使いの言葉ではない)
とは思うのですが、自分の言いたいことは割と
すらすら出てくるようになりました。
一度書いた経験が頭に残っているのだと思います。
ただこれは私が説明する必要がある時に話しているだけなので、
自分の説明がどこまで相手の理解に繋がっているのかをはかるには、
ディスカッションがより効果的かと思います。
ただライティングとスピーキングは密接に繋がっていると感じます。

3:
映画を見ている時にセリフを口に出す
もちろんリスニングもスピーキングにより密接に繋がっていると思います。
自分の好きな映画を見て、そのシチュエーションに応じた英会話を覚える、
という勉強法が私の周りの方には人気があったのですが、
その時に実際にセリフを言ってみると習得率が上がると感じます。
「あ、こんなことを言っているな」と曖昧だったものが、
「あ、ここで冠詞を入れている!」と耳が慣れるからです。
私はソーシャルネットワークがなぜか異様に好きで30回程度
(作業しながらですが)見ているのですが、セリフを口に出してみると、
理解度がかなり変わりました。
でもこの映画はセリフ回しを臨場感を出すため早くしているらしいので、
お勧めではありません。

と書いてみましたが、私の英語はまるでなっていません。。。
実践しながら頑張って行きたいと思います。
※効果的な方法があったら追加して書いていきたいと思います。

2013年7月20日土曜日

Paperのrevision。

現在1つのJournalのreviseを行なっています。
海外論文誌に投稿し、reviewerから頂いた問題等の指摘を直す、
もしくは理解してもらうようdefenceをするという作業です。
defenceは防御するという意味ですが、論文誌に対して
どう和訳したら良いのか思いつかなかったのでそのままとしました。

本投稿は1年以上時間を掛けており、今回は2回目の修正、再々投稿です。
これが最後のチャンスで、本投稿の内容によって採択が決まります。
2名のreviewerの方からは採択しても良しとのご連絡を頂きましたが、
1名のreviewerの方からcritical comment
(このままだと採択できませんの意と理解しています)
のご連絡を頂いてしまいました。
そのため現在必死にデータを再度見直したり、文章を再考しています。
最初この連絡を頂いた時、正直落ち込みました。
他の論文誌に投稿し直そうか、と思った程です。
しかし、冷静になってreviewerの方のコメントを読むと、
全くもって正しい指摘であり、自分が恥ずかしくなりました。
reviewerの方は時間を割いて私の拙い論文を読んで下さったのに、
他の投稿や別の実験作業などに追われ、
再投稿の際に一番大切な部分をきっちりと論じられていなかった。。。
現在はその反省を込めて修正しています。
これで駄目なら致し方なしという気持ちを持てるまでは
見直していきたいと思います。

時々自分の行なっていることに学術的な貢献はあるのだろうか、
自分が本当に追い求めたい研究をしているだろうか、
と悶々としてしまうことがあります。
でも採択された時の喜びや、良いディスカッションが出来た時には
絶対に味わえない達成感を味えることも事実です。
今回はかなり集中して修正に取り込むことが出来ています。
それだけでこれまでとは違った思考方法を持てるようになりました。

人によってはそれの何が楽しいの?
と思う方ももちろんいらっしゃると思います。
私も時々何も考えずぼんやりしたいと思うこともあるのですが、
仕上げた時の達成感がそれ以上ということも知っているので、
頑張りどきには集中していきたいと思います。
という気持ちを持っていた時を忘れないようにこの文章を書きました。
いつかまた時間が経ってしまうと考え方が変わってしまうかもしれないので。


今回はソーセージを食べながら修正の骨子を練りました。
普段はしていませんよ!

2013年7月19日金曜日

住まいについて。

今日も引き続きPaparについてまとめようと思ったのですが、
このブログは両親が一番の読者のため、
研究だけでなく生活について少し述べてからにしようと思います。
電話だけでは伝えるのはさすがに難しいので。。。

私が現在住んでいるのは研究所から紹介のあった学生寮です。
2DKで学生が2名ずつ、部屋は1名1部屋ずつです。
大きめのキッチン兼ダイニングがありシャワールーム、トイレが共有です。
※写真を撮ったのですが、どこかに行ってしまった!
 なので今週末にアップします。
鍵は共有の鍵と各々の部屋の鍵があります。
初めての同居なので戸惑うこともありましたが、
一緒に暮らしている方が前回のプログラムの参加者で、
優秀賞を取られたため再度参加するという
プログラムの経験者の方なので色々と教えて頂いています。
※しかもその方は英語がネイティブなので英語の勉強を助けてくれています。
 いつもありがとう!

住まいで一番困ったのはドアの開け方がなかなか身に付かなかったこと。。。
鍵を左に回した後、少しひねりながらドアノブを押すタイプなのですが、
日本とは違うので(もしかしたら私が知らなかっただけ?)、
最初全く開きませんでした。
到着した日には自分で開けることが出来ずに、
必死にgoogleで調べたけれどなかなか開かず、
ずっとドアと格闘していました。
特訓のおかげで今は無事にドアが開けられるように!
それだけは明らかに成長したな、と感じます。
本当に小さいことで申し訳ない。。。
研究では成果が出るのには時間が掛かりますね。
でもヨーロッパは鍵タイプのホテルがかなり多いので重要なことだと思います。

写真がないと寂しいのでお家の前のパン屋さんの写真を載せてみました。
いつも大人気の謎の大きなパンがあるのですが、
1人ではとても食べきれないので私は小さいこのパンにします、
とオーナーに伝えたらおまけにお菓子をくれました。


その日は研究が進まなく悶々としていたので、
ご主人の優しさが嬉しかったのを覚えています。

2013年7月18日木曜日

Paperについて。

今日は私の指導研究員の方と研究についてディスカッションをしました。
# 現在私が滞在している所は学術機関なので教育はしません。
 研究のみを行なっています。なので敢えてディスカッションとしました。
   指導ではありません。
私にとって3ヶ月分の価値のあるディスカッションだったので、
メモを残しておきます。

・データの引用方法
 引用を入れるのは当たり前ですが、どのデータを使ったのかを
 必ず明記。自分の作成したデータは何を根拠にしてどのような手法で
 作成したのかリファレンスがあれば必ず明記する。

・Journalに対して
 現在研究しているものをpublishする予定があるのであれば、
 どのJournalに投稿するのか最初に確認しておく。
 そのJournalの性質とIF(Impact Factor)を確認する。
 性質というのはそのJournalが対象としている重点領域を指す。
 合致するものがあれば、
 そのJournal投稿を視野にタイムスケジューリングを行う。
 対象のJournalの採択論文を何本か読み込み、専門語を覚えておく。
 これで周りくどい言い回しをしなくてすむ。
   - 私の場合はWebアプリの開発とデータ解析、
   2つのJournalが対象になります。
   それぞれ目的にあったJournalを探し、それぞれの目的に合致した
   骨組みに研究を立て直す。

・必要だけれど読み手の意識をそらすものはAppendixへ
 例えばアンケート内容の詳細はAppendixへ。必要な部分だけ抽出して
 文章としてPaper内に残しておく。

・サンプルサイズについて
 今回私の研究ではWebアプリを作成→参加者のデータを分析を行いますが、
 参加者のサンプルサイズをマトリックス表で明記。
 本来ならば欲しいサンプルと取れなかったサンプルをきっちりと明記し、
 今回の研究でカバーした部分を論じる。
 サンプルサイズは目的に合わせて自分で設計する必要あり。
 必要なデータとして男女比が重要になるのか等、
 どの属性が必要なのか根拠を明確にした上で設計する。
 (この点を完全に抜かしてました。。。反省)
 また、バイアスなどが掛からないように設計する。
 例えば環境志向について調べたい時に現研究所内からサンプリングしても
 当然環境志向は高いことが想定されます。

というわけで今からペーパーを修正します。
またもう一人の尊敬する研究者の方から長いコメントを頂きました。
目からポロポロ鱗が落ちているので、それはまた別の記事にまとめます。

書いてみると当たり前ですが完全に抜け落ちていました。。。
研究は日々修行と発見と積み重ねですね!

2013年7月16日火曜日

博士の就職事情。

本プログラムの参加者はほぼ博士課程の学生ですが、
やはり大きな関心事は進路になります。
・学術機関
・研究所(国立・企業)
・国際機関
・官僚
が主な進路の希望先ですが、どの国も就職は激戦、厳しいとのこと。
留学をしている方が多いプログラムなので、
就職先も世界を視野に入れているようで、
一体どの国に行くべきなかのか、皆思い悩んでいるようです。

また、国際機関が就職希望先にあるのは、
本研究所が各国の成長シナリオ作りに大きく貢献しているからだと思います。
土地利用、エネルギー政策...などなどです。
私はこちらのような国レベルでの研究ではなく、
主にindividual decision making(個人)をメインに研究しています。
なので国レベルの議論になると???な状態に。
国レベルだと各国の統計データを収集しますが、
私の場合は国の統計データをどのように個人に落とし込むか
ダウンスケーリングばかり考えているので、
自分がいかにミクロな視点で研究していたのか分かった気がしました。

プログラム参加者の中には、
日本に就職希望の方も何名かいらっしゃいました。
海外の方が日本での就職を希望されるということは、
日本が注目を浴びているということであると思うので嬉しい気持ちになりました。
でもやはり気にされるのはincomeとliving cost。
当たり前ですけれど自分は海外での就職を考えていなかったので、
他の国との比較はしたことはありませんでした。
現在の所、一番人気の国はまだまだ決まっていません。

2013年7月15日月曜日

ウィーンのトラムについて。

以前両親と話していた時にトラムの話になりました。
トラムは路面電車、市街電車です。
ウィーン市内には無数のトラムが走っています。
私が主に使っているのは6番と71番です。
このナンバリングが1番からあるかは不明、時間がある時に調べてみようと思います。
ウィーン中央墓地に行かれる方は私が住んでいる
U3 Simmeringから71番のトラムに乗り換え、
そこから中央墓地(Zentralfriedhof) 第2門(Zweite Tor)に向かうようなので、
観光客の方も使うのかもしれませんね。
但しKartsplatzと離れているので、あまり来られる方も多くはないかと思います。
映画「第3の男」の撮影場所のようです、が私がまだそちらを見ておらず。。。
これもまた時間があれば見てみようと思います。


当たり前ですが、写真がないと分かり辛いという話になりましたので、
出来るだけ写真を入れていきたいと思います。
視覚化研究者なのに肝心な視覚情報がないのでは話になりませんね。
これからはなるべく写真などを多用してお伝えしていきたいと思います。

2013年7月10日水曜日

ウィーンの交通事情 (地下鉄)。

タイトルの内容について書きたかったのですが、
さすがに鉄道・バス・トラムの全てについては調べきれなかったので、
今日は地下鉄のお話だけ。
ウィーンの地下鉄/U-Bahn Wien はとても発達しています。
日本の地下鉄の複雑さに慣れているので驚きはしませんが、
以下のマップのようにU1、2、3,4,6の5線が走っています。
私は地下鉄が好きなのでウィーンの地下鉄はとっても便利です。
市内の観光地ならばほぼほぼカバーしています。
トラムと組み合わせると殆ど歩かないのかもしれませんね。


トラムについても書きたかったのですが、
住まいから研究所までのトラム事情しか知らないので、
もっと調べてから書きたいと思います。
ちなみに定期では行いませんが、
他の切符には刻印機に購入したチケットを通す必要があります。
日本のように改札に人が居たり、
チケットを通さないと入れないようにはなっていませんので
分かり辛いと思いますが、乗車券を持っていない、
もしくは乗車券に刻印がないと、
多額の罰金を支払う必要がありますのでお気を付けを。

現在私が滞在しているのはU3の終点の1つSimmeringという場所です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Simmering_(Vienna)

2013年7月9日火曜日

研究者の体力。

全然ブログが更新できずに申し訳ない限り。
家族へのメッセージでもあるのでもっと更新したいのですが、
話題探しだけでも一苦労です。
世の中のブロガーの皆さまを心から尊敬します(本当に...!)。

さて本題に移りますが、
現在私が参加しているプログラムは、51名の博士課程在籍の学生で行われています。
参加者の出身国は既にオンラインで公開されているので、
こちらでも言及しますが、アメリカ、ブラジル、ドイツ、フィンランド、
ロシア、オランダ、パキスタン、スウェーデン、インド、ラトビア、
ウクライナ、スペイン、ノルウェー、メキシコ、エジプト、イラン、
ネパール、オーストリア(地元の方になりますね)と多岐に渡ります。

周りを見ていると、欧米の博士課程の学生の方のライフスタイルが
どうもアジア圏と異なることが分かります。
彼らを見ていると研究の合間に必ず身体を動かしています。
私から見ると疲れてしまうのでは?と心配になるくらいです。
例えば現在住んでいる場所から研究所まではトラムとバスで1時間程かかりますが、
その距離をマウンテンバイクで軽々と移動してしまいます。
その後昼休みにテニスをして、ランニングをして。。。
また土日は山登りなど。。。(後で参加者に聞いてみると立派な登山でした)
ですが仕事のパフォーマンスが高い、アウトプットのレベルが高い。
研究は体力勝負な所がありますが、彼らは身体を動かすことによって、
健康であり、十分な体力を保っていることが分かりました。
そして一気に集中して研究し、また運動してのサイクルのようです。
日本だと大学や研究施設の敷地的な問題、文化的な背景で、
このような日常を送ることは難しいかもしれません。
またヨーロッパの冬の過ごし方は全く違うかもしれません!
一度冬も過ごしてみたいものですが。。。暗ーく、寒ーい生活とお伺いしました。

ちなみに私は彼らから見るとアスパラガスのように貧弱のよう。
(アスパラガスは果たして貧弱なのか?)
よく体調の心配をされますが、
確かに研究者としての基礎体力は十分に考慮の余地がありそうです。。。
ストレスを食で発散するのではなく、運動で発散する方が健全ですね。
でもついつい食になってしまうことが悲しいです、特に夕食。
1皿1皿が大きくて確実に私も大きくなっています。

2013年7月5日金曜日

オーストリアの気候。

6月初旬からオーストリア、ウィーンに来ていますが、
6月は観測史上最高気温、最低気温を記録したとか。。。
アメリカ、ボストンで同じように3ヶ月過ごした時には6月は梅雨、
とても寒く、上着を買い足したことを思い出し、
出発前に慌てて薄手のコートやタイツを詰めましたが、
今回はそれでも防寒しきれない程寒い日々と、同時に暑い日々を過ごしました。
また同時に洪水もあり、
オーストリア在中方もとても大変な6月だったとおっしゃっていました。

6月の最終週には暑さも和らぎ快適に過ごすことができました。
7月からは少し暑くなり始めています。
正直天候にはとても苦しめられました、
今月、そして8月は少しでも過ごしやすいと良いのですが。。。


2013年7月3日水曜日

オーストリアの言語。

現在私が所属している研究機関は
国際研究機関ということもあり、公用語は英語です。
最初にこちらに来た時のオリエンテーションは
当然のことながら全て英語で行われ、それは覚悟していたのですが、
スピードが早く少し耳が慣れるまでだいぶ掛かりました。
またこれまで体験していたなかったヨーロッパ在住で英語が
ネイティブでない方の英語の聞き取りは本当に難しかったです。
恐らく反対に私の日本語訛りかつ、文法の間違いが多々見受けられる英語は
相手にとっても脅威だった(恐らく今も...)と思います。
これまでお互いが理解できない場合はゆっくりと話すことで解決していましたが、
英語が得意な人にとっては苦痛のようで、
スピード、文法の的確さ(特にa, theの違い)で「?」となる機会が多く、
これまで以上に的確な英語能力が必要だと痛感しています。

ですが、それは研究機関内でのお話で、
一度外に出ると英語が通じる場所は少ないです。
ウィーン市内では観光客向けのレストラン・お店がありますので
英語で問題ないのですが、公共交通などはドイツ語のみの表示です。
生活となると郵便局、銀行、様々な場所で手続きを行うことがありますが、
ドイツ語しか通じない場面に多々遭遇しますので、
長く生活する場合には必要になると思いました。
まずは英語が必須ですのでドイツ語は今後の課題にしたいと思います。。。

もし今後ヨーロッパの研究機関での生活を考えていらっしゃる方がいましたら、
日常会話レベルの「読み」「聞き」だけはおすすめします。
出来れば電車・バス・トラムでの案内が聞けるようになると
移動がスムーズになるかと思います。